★受検狂騒曲ふたたび★
結局ティーは抽選で落ちた。バンブーの方は、願書を出せば誰でも受けられるとのこと。願書を出した義理の母がどこかでもらってきたパンフには、「発育調査 直前短期集中講座」だって。
500人弱のテストで200番を取ってきた上の子にやる気を質すと、「いいときも悪いときもある。」 これに切れて説教したあと、良くないこととは知りながら、「今年中に20番以内をとったら、なんでも好きなものを買ってやる」と放言。翌週出来がよかったので期待していると、9番だった。本当に「いいときも悪いときもある」 でも、好きなものが何もないことの方が問題なのだ。
都立高校で「奉仕の時間」を入れるらしい。朝日新聞は「ボランティアを単位認定するならいいが、強制はダメ」という立場らしい。教育委員会は、内容はボランティアと同じという。そりゃそうだろう。強制がダメなら、国語や数学の強制もダメなのか?
★町のねずみと田舎のねずみ★
1か月ほど文京区に住んでの、とりとめのない感想。
買い物が不便。生協がないと生活できない。
食料品店はあるにはあるが、高いし、重い荷物を抱えて歩けない(やはり、車は必要だったか)。
クリーニング店がない。関西にいる頃は駅前に住んでいたので、3、4軒あり、競争も成立していたが、今は職場近くに持っていっている(それも1週間かかる)。あざみ野では車で持っていっていたが、翌日には出来ていた(郊外型の大型取次店)。
美容室がない。関西では(やはり駅前だったからか)よりどりみどり。あざみ野にも複数あった。こちらでは見つからない。デパートの上の階で切ってもらったりしている。
日用品もない。数少ないディスカウントストアにMDプレーヤーを買いに行って、購買意欲がなくなってしまった。そりゃあ、秋葉原に行けばよいのだけれど。
★自分探しの旅★
イラクで殺された香田さんの話を週刊誌で読んだ。
真っ先に思ったのは、息子のこと。将来、目標を見失って自分探しの旅に出かけるのではないかと心配になった。
聞くところによると、今は高2くらいで、何になりたいか、目標と手段をきちんと考えさせるそうだ。僕らの頃より、かえって早い。僕らの頃は、受ける大学によって志望学部が違ったりした。最終的には大学卒業までに決まるはずはない。
しかし、小学校のころから漠然とした夢は持っていた。僕の場合、シュバイツアーとアインシュタインを見習って、30までに物理学でノーベル賞、30からは政治家だった(全然見習っていないが)。井上陽水の「氷の世界」には、ぎくりとさせられたものだ。
★田舎者の勝利★
ブッシュとケリーの大統領選。選挙人を獲得した州の分布を見ると、ケリーは東海岸と西海岸、ブッシュは中部・中西部とはっきり分かれている。要するに、田舎者がブッシュを支持したわけだ。私が知る限り、アメリカ人の知識層で共和党支持者だという人にあったことがない。
それでもいいブレーンがいれば事足りるのだろうか。ジェンキンス氏の軍事裁判を、アメリカ人の関心の最も薄い大統領選投票当日にやるなど、心憎い演出だ。
ブッシュとケリーの大統領選。選挙人を獲得した州の分布を見ると、ケリーは東海岸と西海岸、ブッシュは中部・中西部とはっきり分かれている。要するに、田舎者がブッシュを支持したわけだ。私が知る限り、アメリカ人の知識層で共和党支持者だという人にあったことがない。
それでもいいブレーンがいれば事足りるのだろうか。ジェンキンス氏の軍事裁判を、アメリカ人の関心の最も薄い大統領選投票当日にやるなど、心憎い演出だ。