ある隣人

 関西に住んでいると、在日韓国人と思われる隣人と親しくなれる。同じマンションのある家族は、名字が半島系で、母親が韓国の焼き物の店を出している。父親は公認会計士帰化しているかどうかは知らない。だいぶ儲かっているようで、あと数年で引退して悠々自適の生活に入りたいという。在日企業の得意先が多いのではないかと推測。娘は父親と同じ国立大学に今春入学し、父の跡を継ぐべく、公認会計士を目指している。資格が一番ということだろう。素直そうなお嬢さんだ。

 息子は日本で一番難しい中学に入学したが、高校でドロップ・アウト。現在、別居中。そりゃ、生き方に迷いも生じるだろう。

 いろいろと考えさせられる。